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「Feel Physics」という物理教育アプリの開発・出前授業をしている会社で、アプリを開発しています

Microsoft社は確実に終焉を迎える

最近Google社員がMacに傾倒しているという。わかる気がする。だが、私としてはもうしばらく様子を見ようと思う。

Microsoft社は確実に終焉を迎える。Apple社とGoogle社が市場を二分するだろう。

私としては、今年から来年にかけて未だに全貌の見えないGoogle社の出方を見届けてから、どちらに乗り換えるか決めようと思う。

Windowsへの不満

Vistaが使いにくい
職場ではWindows Vistaを使っているが、とてもわかりにくい。Windowsの次のバージョンもVistaがベースになるという。Adobe Photoshop Elements 4がVistaでは動かず、サポートもされていなくて私は非常に残念だった。従来のサポートが至上命題だったMicrosoft社ではありえなかったことだ。

MS Office時代の終わり
WindowsといえばMS Officeだったが、最近は他のOffice互換ソフトやWebアプリケーションに押されている。

最近Office 2007やOffice Live Workspaceを使ってみた。Office 2007は初心者の取り込みを主眼として開発されたが、機能の整理が悪く、かえって見通しは悪くなった。Office Live Workspaceも始まったので使ってみたが、動作が遅い。聞けばWebDAVなどの一世代前の技術を使っているらしい。がっかりである。

私の中では、もはやMS Officeで文書を作る予定はない。Googleドキュメントで十分だ。閲覧用としてはOffice 2008 for Macでも良い。ただし、私の愛用しているドローツールWindows版しかないのが苦しいところだ。

◆PIM

Microsoft
PIM(Personal Information Management:スケジュールやアドレス帳などの管理)は、現在はWindows MobileOutlookGoogleカレンダーで行っている。しかし、この方法だとアドレス帳やToDoの同期ができない。そもそも、この無線 LAN全盛のご時世にケーブルでつながないと同期できないのは、ばかげている。

Apple
最近Apple社からMobile Meというサービスが発表されたが、こちらはその点、完璧だと思う。製品情報を見る限り、このサービスは完璧だ。無線でアドレス帳やToDoなどをすべて 同期する。Apple社はいつのまに、このような技術を獲得していたのだろう。Microsoft社が10年以上かかってできなかったことを、Apple 社は2年あまりで実現しつつある。この開発スピードはGoogle社より速いものだ。この辺の経緯は機会があればぜひ調べたい。

Google
Google社は、どう出るのだろう。Apple社のMobile MeサービスはGoogle社のGoogleカレンダーGMailと競合する。Google社はOSには興味がなく、ブラウザとケータイの世界で勝負す るつもりのようだ。ブラウザの世界では圧勝だが、ケータイの世界では未だに製品すら出すことすらできず、Microsoft社、Apple社に大きく遅れ ている。

◆どれを選ぶか

Windowsの終焉
個人的には、Windowsは業務用としてはまだ価値があるが、先はないと思う。市場が高価なPCから安価なブラウザ、便利なケータイに移りつつあるの に、PCにこだわり続けているからだ。しかも、ケータイをディスプレイにつなげてBluetoothキーボードとマウスで操作をする時代は遅くとも5年以 内には到来する。PCは確実に終焉を迎えつつある。

◎「ネットトップPC」の普及
だが、ブラウザはなくならないだろう。例えば、うちのかみさんはブラウザしか使わない。最近、ブラウザの使用をメインとするデスクトップPCを「ネット トップPC」、ノートPCを「ネットノートPC」と呼ぶ風潮が始まりつつある。実は数年前にもこのような動きはあったのだが、大きさがかさばったりケーブ ルの取り回しが面倒などの理由で普及しなかった。今ではテレビがディスプレイを兼ねることができ、無線LANも普及している。このような「ネットトップ PC」「ネットノートPC」は確実に広がるだろう。

◎次なるOSは?
このようなPCのOSには、重厚長大Windowsよりも使いやすさを重視したMac OSGoogleが後押しする軽量なLinuxが適している。Windowsは、かつてのIBMメインフレームのように、業務用のOSとなるだろう。

Macか、Googleか。
では、Macか、Googleか。これは難しいが、両社の社風の違いを考えると、今後の方向性は大きく異なるのではないかと思う。Apple社もGoogle社も、どちらかといえばプライドの高い会社だ。シェアを広げることよりも理念を通すことを重視する。大衆に迎合するようなこと は、あまりしない。だがそれでも、どちらかと言えばApple社の方が大衆寄りのような気がする。Apple社は使い勝手の美しさを追求するが、 Google社は機能の美しさを追求している。

◎私としては・・・
となると、私としてはGoogle社を選ぶ。理由は単純で、時間のかかることが大嫌いだからだ。表示は簡素でいい。その代わり、バッチ処理で大量の仕事を 自動的にこなして満足するタイプだ。たいてい、バッチを開発するよりも地道にやった方が速く終わるのだが、私はそういう人間なのだ。

となると、やはりGoogle社の出方を待った方が良さそうだ。2008年末くらいから少しずつGoogleケータイが発売され始める。その様子を見守ってからWindowsを捨てるのがよいだろう。