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Weed.nagoya:便利ツールでネット活用

物理教育アプリを開発しています

HoloLens体験会の実施マニュアル HoloLensはいいぞ!

スマホ・ガジェット等-HoloLens スマホ・ガジェット等

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布教したいけど、魅力を伝えるのが難しいHoloLens。そこで、体験会を実施しました。どのアプリを見せるか、どんな部屋が望ましいか、どう進行するか、等。これを読めばあなたも手軽に体験会を実施できますよ。

以下のマニュアルが参考になると嬉しいです。自分の所属している会社やシェアオフィス、コワーキングスペースなどで体験会を手軽に実施してみて下さい。

私の場合

人数

8人

時間

30分ほど

結果

「すごーい」「楽しいー」「うわー」「未来だ!」などと、皆さん、とても楽しんで下さいました。

「買う!」はいませんでしたが😅

A 会場の部屋

まず、会場として使う部屋を選びましょう。選ぼうにも1カ所しかない、ということも多いと思いますが、以下のような点に注意した方が良いです。

警戒すべき点

スリガラス、ブラインド
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

このような部屋を使いました。一面がすりガラスです。スリガラス、ブラインドは壁として検知されないため、壁に何かオブジェクトができるアプリは、見る角度を変えるとオブジェクトが消えたりすりガラスの向こうに見えたりします。

今回はすりガラスの入った部屋しか確保できなかったため、いちばん面白いアプリの一つだと思うのですが、いろんな方向から敵が現れるRoboRoidは選択から外しました。

他のアプリはすりガラスを背面にしてアプリを使ってもらうことで、ほぼ問題なく体験してもらうことができました。でももう一回り大きい部屋がいいですよね。

晴れた日の南側の部屋
Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA

こういう、いい感じに広い部屋もあったのですが、明るすぎてHoloLensのグラフィックが見えません。すべてのブラインドを下ろして照明も全部消さないと無理です。でもそれは他の利用者さんに迷惑がかかるので、やめました。

次に、部屋の中をどう使うか考えます。

部屋の中の配置

テレビと立ち位置

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大画面のテレビを上図のような位置に置きました。体験者と重ならなければプロジェクターでも良いと思います。しかしテレビだと、部屋の同じ側(上図では左側)にテレビを設置し、体験者にも立ってもらうことができます。こうすると観衆(上図では右側)は、投影される体験者の視野と体験者の様子が同時に見ることができて、「そこ左だよ、左」「もうちょい上」などと突っ込めるので、楽しくなります。

音量

できればテレビの音だけがはっきりと聞こえるのが望ましいのですが、テレビの音を大きくすると、その音をHoloLensのマイクがひろってしまい、ハウリングしてしまいます。

いろいろ試した結果、HoloLens本体の音声ボリュームは100%にして、テレビからはハウリングしないように若干控えめに音を出すのが良いと判断しました。

PC

ライブプレビューはEdgeを使っていてもときどき止まるので(ChromeSafariはお話になりません)、操作のためにPCは自分(主催者)がアクセスしやすい場所に置くと良いでしょう。

上図では左下の入り口付近に私が立ってPCを操作しました。

テーブル

体験者があるていど自由に歩き回ることができるように、テーブルを上図の右側に寄せました。こうすることで体験者がHoloLensで置いたオブジェクトを回り込んで背面から見たりすることができるため、観衆も「すげー」と盛り上がって、良かったです。

B 体験の流れ

装着

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体験者に装着してもらうときは、

  1. まずHoloLensの可動バンドの位置を後頭部側にめいっぱい引き出して、ダイヤルも完全にゆるめておきます。
  2. また、あらかじめ「キャリブレーション」アプリの最初の青い4つのコーナー(上の画像)を表示しておきます。
  3. 体験者にHoloLensをかぶってもらい「4つの青いコーナーが見えるように位置を調整して下さい」と伝えます。
  4. 調整したら、「機体におでこをなるべく押しつけて下さい」と伝えます。ダイヤルはゆるめたままです。
  5. それができたら、いったん外してもらって、自分がかぶって「キャリブレーション」アプリをブルームでサスペンドします。
  6. そして、自分が体験者に体験してもらいたいアプリを起動します。
  7. そのあと、体験者に再度HoloLensをかぶってもらい、今度はダイヤルもしっかり締めます。

クリッカー

エアータップは、初めての体験者にとっては、うまくいかなくて進行が止まると思ったので、私はクリッカーを使いました。これはかなりうまくいきました。タップがらみで進行が止まることはまったくなく、操作方法の説明もほとんど要りませんでした

C アプリの準備

スタートパネル

最終的に選んだのは以下のようなアプリです。

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方針

VRでもできるようなアプリは避け、HoloLensでしかできないアプリを選びました。

その上で、見栄えの良いものや操作がわかりやすいものを選びました。

また、なるべく全員が違うアプリを試すことができるよう、人数分のアプリを用意しました。私の場合は参加人数が8人だったのでこれが可能でした。

人数が多い場合は「1つのアプリを2人が体験する」のようにすれば良いのではないかと思います。

Fragments

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出し渋ってだれるより先制攻撃の方が印象に残るだろうと思って、最初にいちばんインパクトの強いアプリを選びました。

なお、このアプリは長いのですが、少年が座ってネズミが走り回っているシーンまで来たところで十分手応えを感じたので、そこでアプリは終了して、次の人、次のアプリに替わってもらいました。

HoloLens HoleLens

壁を向いてタップするとそこに穴が開きます。それだけのアプリですが、いくつもどんどん開けられるので観衆がウケます。穴の向こう側をのぞくこともできて、景色が広がっています。

Holo Heart

心臓が内部が見える状態で大きく表示されます。「Beat」と言えば拍動を始めます。表示位置を動かして上からのぞいてみたりもできます。インパクが大きく、ウケます。

Holo Anatomy


HoloLens - Holo Anatomy - A new way to learn

人体解剖図のようなアプリです。等身大の人間の骨格、血管、筋肉などが区別できるように表示されます。細かいところまで作り込まれているので、ウケます。

Young Conker

机の上を走ったりするのがウケるかなと思ったのですが、間違って最初のステージではなく難しいステージを選んでしまい、ちょっと微妙な感じになってしまいました。気をつけましょう😅

Holograms


HoloLens Holograms Demo

基本的なアプリですが机の上のバレリーナ踊り始めるとみなウケます。それを異なる角度から自然にながめることができるのも驚きます。

Holo Magnet

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Holo Magnet by HoloLens

すいません、これは私の作ったアプリの宣伝です。「磁石は動かせないの?」「いつかきっと…」

キャリブレーション

体験者各自がHoloLensを装着するときに使いました。使うのは最初の4つの青いコーナーだけです。

おわりに

体験してくれる方々が楽しめるよう、いろいろと工夫してみましたが、わりあいうまくいった気がします。この知見を皆さんに活用してもらえると幸いです。HoloLensはいいぞ!