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「Feel Physics」という物理教育アプリ販売会社で、アプリを開発しています

簡単なアプリを実際に動かすHoloLens初心者向け勉強会の内容(2)初めてのデプロイ

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まずはHoloLensの公式チュートリアルである「Holo World」をやってみます。ここではプログラミングはしませんが、UnityとVisual Studioという開発環境を整え、アプリをビルドし、HoloLensで動かしてみます。

この記事は以下の記事の続きです:

なお、「HoloLensスタートダッシュ」イベントでは、このステップはスキップします。以下は丁寧に進めたい方向けの記事です。

開発手順1 Origami

この開発手順1は私がHoloLens教室イベントに参加した経験を元に、室で配布されたプロジェクトの代わりにMicrosoftがHoloLens用に配布しているプロジェクトファイルを使って、HoloLensアプリを開発したときの手順書です。

HoloLensのチュートリアル

まず、HoloLensのチュートリアルのページに沿った開発手順を説明します。

準備

講師の山地さんからセットアップのやり方を説明する動画のアドレスを頂きました。こちらが確実です:


HoloLensスタートダッシュ! 環境構築

以下は、上の動画を見ずにセットアップした植田のケースです。ほとんど同じですが、念のために残しておきます。

Visual Studioのインストール

ここからダウンロード:https://www.visualstudio.com/ja/downloads/

インストーラを起動すると、いったん再起動を促されます。再起動したら、先ほどのインストーラをもう一度実行しましょう。

インストールオプション

「標準」ではなく「カスタム」

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「ツールとWindows 10 SDKのチェックをオンにする(不要かも?)

Unity

アカウント作成

Unityを使うにはアカウントをあらかじめ作らなければなりません。

インストール

Unityをインストールします。山地さんの動画の通り、Unityを普通にインストールする途中でWindows Store Moduleのオプションが表示されるので、チェックします。そしてインストールします。

こんなやり方も

私はWindows Store Moduleをどう付けるかわからず、以下のようにインストールしました。念のため残しておきます:

Windows Store Module付きのUnityが必要で、これを入れるにはUnityを丸ごとダウンロードし直さなければならず、当日は往生しました。結局作業を進めながら40分ぐらいかけてダウンロードしました。きちっと正しいものを入れていきましょう(どこにあるか分かりにくいんですけどね)。

まずUnityのサイトに行き、「Unityを入手」→「Personalを今すぐダウンロード」→下へ行き「最新リリース」→Windows Store (.NET) Target Support」

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現在のURLは以下の通りです。バージョンが上がったら上記の通りに探して下さい:http://download.unity3d.com/download_unity/38b4efef76f0/TargetSupportInstaller/UnitySetup-Metro-Support-for-Editor-5.5.0f3.exe

サンプルプロジェクト

HoloLensのチュートリアルのページからプロジェクトファイルをダウンロードします。解凍しておきます

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その他

Parallelsが作るMacWindows共有フォルダにプロジェクトを保存するとおかしくなるらしい(どこかで読んだ)ので、Windows側にフォルダをつくり、そこに保存しました。

Unityで作業

インポート

解凍したフォルダの中の「origami」フォルダを選択して開きます。

インポートするのにけっこう時間がかかります

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とりあえずシーンを保存しておきます。

File→Save Scene As…→「Origami」

メインカメラのセットアップ

山地さん:「Apply HoloLens Scene Settings」で自動的に設定されます。

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シーンのセットアップ

ヒエラルキーパネルでクリエイト→クリエイトEmptyします。ヒエラルキーパネルに「GameObject」がつくられます。

GameObjectを右クリックして名前を「OrigamiCollection」に変えます。

下のプロジェクトパネルのHologramsフォルダからオブジェクト3つをシーンに追加します

まず、「Stage」をOrigamiCollectionの子要素に追加します。

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「Sphere1」をOrigamiCollectionの子要素に追加します。

「Sphere2」をOrigamiCollectionの子要素に追加します。

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自動で設定

以下の設定ですが、現在は自動化されています。上のメニューバーの「HoloToolKit」→「Configure」を開きます。

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「Apply HoloLens …」を3つともやります。カメラ、ビルド、マイク、空間マッピングなどが自動設定されます。なお、途中で再起動を求められます。

手動で設定

手動で設定するやり方(Microsoftチュートリアル)も残しておきます。

ヒエラルキーパネルのディレクションライトを右クリックしてDeleteします。

HorogramsフォルダからLightsをドラッグしてヒエラルキーペインのrootに追加します。

ヒエラルキーパネルのOrigamiCollectionを選択します。

インスペクターパネルのトランスフォーム・ポジションを「0, -0.5, 2」にします。

Playボタンを押して、Unityの中でホログラムをプレビューします。

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再度Playボタンを押してプレビューを終了します。

UnityからVisual Studioへエクスポート

UnityのFile→Build Settingを選びます。

プラットフォームリストの中からWindows Storeを選び、左下のSwitch Platformを押します。

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SDK「Universal 10」に、Build Typeを「D3D」にします。

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先ほどの自動設定は、ここまで自動的にやってくれます。


ここからの作業は必要です。気をつけて下さい。

「Unity C# Project」をチェックします。

「Add Open Scenes」を押します。

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「Build」を押します。

エクスプローラウィンドウで「App」という新しいフォルダをつくります。

Appフォルダを選択して「フォルダを選択」します。

ビルドが走ります。このビルドは、Unityプロジェクトから、Visual Studioのソリューションファイルを生成するもののようです(たぶん)。

Visual Studioでビルド

終わるとエクスプローラウィンドウが表示されます。「App」フォルダに入って「Origami.sln」をダブルクリックします。

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Visual Studioが起動します

上のツールバーのターゲットをデバッグからリリースへ、ARMからX86へ(HoloLens OSは32bitです)、ローカルコンピューターからDeviceに変更します。

Deviceを押してビルドします。画面下にビルドの進行状況が表示されます。

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現実のDeviceない場合、エミュレーターをインストールして実行するか、バイスを接続して実行するか、聞かれます。

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私の場合は持っているので、HoloLensを開発者モードにしてPINを取得してVisual Studioに打ち込みます。

(時間があればあとでビデオを撮ります)

これは先の話ですが、HoloLens アプリを何回もあれこれ条件を変えながらビルドしても、実行すると真っ白なウィンドウが表示されるだけ、ということがありました。結局、HoloLensを再起動する(電源ボタンを5秒くらい押してシャットダウン。起動するのは軽く押すだけで良いです)で直りました。うーむ、要注意です。

続きます:

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HoloLensスタートダッシュの記事一覧

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