UnsplashのShane Rounceが撮影した写真
最近存在感を増してきた注目のサービス、DiscordとSubstack(こちらはまだまだかな)。コミュニティ形成ツールという性格が強いと個人的に感じています。しかし、新しいのでどう使っていいかわかりにくい。そこで、実質2年半ぶりくらいに記事を書きました。
この記事のポイント
- 課題:DiscordやSubstakを運営したい・しているが、指針がないため、手をかけ始めるときりがない。
- 提案・内容:『Fearless Change アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン』という書籍のアイデアが使えそう。
『Fearless Change アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン』のポイント
- ターゲット:組織に新しいアイデアを広めたいが、具体的に何をどういう順番でしたらよいかわからない。
- 提案・内容:48のプラクティスを提案。各プラクティスはどういう段階で使うかなどの情報も書かれている。
- 感想:イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティについて、深い理解に基づいて具体的な指針を示しているのがすごい。大変勉強になる。重要な点を200行くらい、自分のノートに書き写した。
書籍の抜粋
以下は『Fearless Change アジャイルに効くアイデアを組織に広めるための48のパターン』という書籍より抜粋。すごい本です。なお、各項目の戦闘の先頭部分は、わかりやすくするために私が勝手に付けたものです。
始めよう
- 10 電子フォーラム
- 16 イノベーター
- イノベーターをピンポイントで引き込もう:新しいアイデアに対し、一度にすべての人の関心を惹きつけることはできない。あなたと関心を共有し一緒にやりたいと考えてくれる人たちがいれば、それがたった数人のコミュニティであっても、決定的な変化をもたらす活動を始めることができる。
コンテンツ
- 22 種をまく
- 12 外部のお墨付き
- マスメディアによる情報発信を取り上げよう:マスメディアによる情報発信は、実用的な情報を載せた本や記事、Webページを始める上で有効である。成功の匂い(40)に敏感な人向けに、可能ならば成功事例を含めてみよう。その出版物が対象者から信頼されていることを確認しよう。
- 32 体験談の共有
- メンバーの経験を共有しよう:新しいアイデアの有用性をわかりやすく示すために、うまくいった人には経験の共有を促そう。このパターンはできる限り頻繁に使うべきである。たくさんの人の体験が共有できるようにしよう。イノベーター(16)は一つの成功例だけを聞いただけで興奮するが、それ以外の人はたくさんの人からのたくさんの体験を聞いて初めて支持者になってくれる可能性があるのだ。
- 24 定期的な連絡
- 継続的にあなたの進捗を伝えよう:関係を維持するため、カジュアルで構わないが継続的に、さっと進捗を伝えるようにしよう。
ポイント
- 34 ちょうど十分
- 基礎だけを説明しよう:新しいアイデアに関する基礎を学んでいる間にすべてを説明してしまうと、混乱が生じる。あなたが導入しようとしている新しいアイデアはとても複雑だと思われてしまうかもしれない。新しいアイデアについてそれ以上学ぼうとしなくなってしまうだろう。新しいアイデアを導入するために誰かに教えるときは、まずは必須の基本概念の解説に注力し、難しいコンセプトについては簡単な説明をするだけに留めよう。相手側の受け入れ準備ができてから、追加の説明をしよう。周囲の人たちが新しいアイデアを気持ちよく扱えるような情報を平易な言葉で提供しよう。
- 参考文献を載せよう:より高度なコンセプトに関する追加情報は少しだけにして、まだまだ学ぶことがあると伝えよう。周囲の人がそれぞれ、新しいアイデアに興味を持って自ら調べたくなるような情報を与えよう。
- 23 適切な時期
- ニュースは金曜夜か土曜朝に流そう:人々がもっとも忙しくなりそうなタイミングがいつなのか、把握しておこう。情報を発信したり、イベントを予定したり、助けを求めたりするのは、そのタイミングを外すこと。人々は金曜夕方まで忙しい。
- 18 感謝を伝える
- 精一杯の誠意を込めて感謝しよう:あなたに協力してくれた一人残らずすべての人に、できるだけ誠実に、精一杯の誠意を込めて「ありがとう」と言って感謝の気持ちを伝えよう。
- あなたが関わった情報を掲載しよう:著者として、あるいは著名な貢献者としてあなたが関わっている情報があれば、あなたの信頼性を上げるために、それを目立つように展示しよう。
今後の実践・課題・展望
実践していきます!乞うご期待!