Feel Physics Backyard

HoloLensの出張授業をする会社で、教材を開発しています

プロジェクト管理を賢くする方法:普段はAsana、振り返りはAIという作戦

一言で言うと

「普段の作業はAsanaなどの使いやすいツールで管理して、プロジェクトが終わったらデータをAI(Claude CodeやGemini)に食べさせて学習する」という方法を試してみようと思っています。

こんな人におすすめ

  • 個人事業主や5人以下の小さなチームでプロジェクトをやっている人
  • iPhoneMacを使っていて、DropboxGoogleドライブでファイル共有している人
  • プロジェクトの振り返りをもっと効率化したい人

なぜこの方法を考えたのか

プロジェクトが終わった後、こんなことで困っていませんか?

  • 同じ失敗を何度も繰り返してしまう:「あー、また同じところでつまずいた」
  • 良かった点を忘れてしまう:「前回うまくいったのは何だったっけ?」
  • 経験を次に活かせない:頭では覚えているつもりでも、具体的に何をすればいいか分からない

人間の記憶だけだと限界があるので、AIに手伝ってもらおうという発想です。

他の方法も検討してみた

完全にテキストファイルだけで管理する方法

todo.txtやOrg-modeなど、テキストファイルだけでプロジェクト管理する方法もあります。

良い点: - AIが読み込みやすい - データが散らばらない - 長期的に安心

問題点: - スマホでの編集が面倒 - チームメンバー全員が使い方を覚える必要がある - 「誰がいつまでに何をやる」みたいな管理が複雑になる

AI専用のプロジェクト管理ツール

Claude ProjectsやCursorなど、最初からAIと連携したツールも出てきています。

良い点: - AIとの連携がスムーズ - 将来性がありそう

問題点: - まだ発展途上でiPhoneでの使い勝手が微妙 - チーム全員が新しいツールに慣れる必要がある

提案する方法:二段階作戦

というわけで、「いいとこ取り」をする方法を考えました。

なぜこの方法にしたのか

普段は使いやすさ重視 - Asanaは担当者の割り振りや締切管理が簡単 - スマホアプリも使いやすい - チームメンバーが慣れるのも早い

振り返りはAI活用重視 - プロジェクト終了後にCSV形式でデータを取り出せる - CSV表計算ソフトでも開けるし、AIも読み込みやすい - 過去のプロジェクトと比較分析もできる

具体的な流れ(試してみる予定)

1. プロジェクト開始前

  1. 過去の経験をAIに聞く

    • 前回のプロジェクトCSVファイルをClaude CodeやGeminiに読み込ませる
    • 「このプロジェクトで気をつけるべきことは?」と質問
    • 「よくある失敗パターンは?」と分析してもらう
  2. 新しいプロジェクトに反映

    • AIからのアドバイスを参考に、Asanaでプロジェクトを設定
    • チェックリストや注意点を最初から入れておく

2. プロジェクト実行中

  • 普通にAsanaを使う
    • タスクの作成、担当者の割り振り、進捗管理
    • スマホからはAsanaアプリでチェック・更新
    • 特別なことは何もしない

3. プロジェクト終了後

  1. データを取り出す

    • AsanaからCSV形式でプロジェクトデータをダウンロード
    • Gitで履歴として保存(いつでも過去のデータを見られるように)
  2. テキストファイルに整理

    • CSVをObsidian(メモアプリ)でMarkdown形式に変換
    • 表形式で見やすく整理

    例:

    プロジェクトA(2025年1月-3月)

    タスク名 担当者 予定日数 実際日数 状態
    API設計 田中 3日 5日 完了
    UI作成 佐藤 7日 7日 完了
  3. AIに分析してもらう

    • Claude CodeやGeminiに以下のようなお願いをする:
   この表を見て、以下を教えてください:
   - 予定より時間がかかったタスクとその理由
   - 同じような失敗が過去にもあったか
   - 次回気をつけるべきポイント
   - チェックリストの案
  1. 結果を保存
    • AIが作ってくれたチェックリストやアドバイスをファイルに保存
    • 次回のプロジェクト開始時に使えるようにしておく

この方法のメリット・デメリット

メリット

  • 普段は簡単:いつものAsanaで作業できる
  • どんどん賢くなる:プロジェクトを重ねるたびに、AIの分析精度が上がる
  • 具体的な改善案:「なんとなく気をつける」ではなく、具体的なチェックリストができる

デメリット

  • 手間が一つ増える:プロジェクト終了後にCSVを取り出す作業が必要
  • すぐには効果が見えない:普段の作業中はAIの恩恵を受けられない
  • 慣れが必要:最初はCSV変換やAI分析のやり方を覚える必要がある

最小限の準備

必要なツール

  • Asana(無料版でも十分)
  • Obsidian(メモアプリ、無料)
  • Claude CodeまたはGemini CLI
  • Dropbox/Googleドライブ(ファイル共有用)
  • Git(データの履歴管理、GitHubの無料版でOK)

AIに聞く質問パターン(考え中)

  1. 「今回時間がかかりすぎたのはどのタスク?理由は?」
  2. 「過去3回のプロジェクトと比べて、改善した点は?」
  3. 「次回のプロジェクトで最初にチェックすべきことリストを作って」

今後の予定

小さなプロジェクト(1-2ヶ月程度)でこの方法を実際に試してみます。

  1. まずは1回やってみる:本当に役立つ分析結果が得られるか確認
  2. 手間を減らす工夫CSV変換を自動化できないか検討
  3. 効果的な質問の仕方:AIにどう聞けば良いアドバイスがもらえるか研究
  4. チーム全体での運用:一人だけでなく、チーム全体で使えるか試す

この方法で本当に「継続的に賢くなるプロジェクト管理」ができるのか、実験してみます。結果はまたブログで報告予定です!