Feel Physics Backyard

HoloLensの出張授業をする会社で、教材を開発しています

シェアリングのPrefabSpawnManagerの設置のしかた

HoloLensのシェアリングでプレハブを生成したいときは、MRTKにそのためのスクリプトが入っています。PrefabSpawnManagerスクリプトです。このスクリプトを使うと、シェアリングをしている各HoloLensの世界に同時にプレハブを、シェアリングによる位置合わせもして生成することができます。

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MRTK-ExamplesのSharingSpawnTestシーンを読み解く

HoloLensのシェアリングでプレハブを生成するのが思った以上に大変なことがわかったので、「MRTK-Examplesではどのようにしているのだろう?」と、調べてみることにしました。SharingSpawnTestシーンです。

このシーンは、「One」と発声すると(なぜか15m先に)プレハブが生成されます。その流れをアクティビティ図で追ってみました。

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いろいろな過程はありますが、spawnObject.Initialize()のあとでシェアリングに基づいた位置合わせなどをやってくれるようです。ちょっと悪い評判も聞きますが、これから自分のアプリに組み込んでみようと思います。

アプリ起動後にシェアリングサーバのアドレスを入力できるようにするManualIpConfigUtilityを自分のアプリに組み込む

シェアリング関係を開発していると、サーバのアドレスが変わるたびに設定を変えるのが面倒です。アプリを起動させてからIPアドレスを入力できればいいのですが…

そんなことを可能にしてくれるのがMRTK-Examplesに含まれているSharingTestシーン中のManualIpConfigUtilityです。

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これを自分のアプリに導入する方法を説明します。

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