スマートフォンを買うのは2009年まで待った方が良さそうだ。ひょっとすると2010年まで待った方がいいかもしれない。
私は詳しく知らなかったのだが総務省がウィルコムに出した高速無線通信は20MB/sというかなりの高速通信ができる。これを自前のマイクロセルで運用できるウィルコムの立場は、相当に強化されたと言っていいだろう。株価もだいぶ上がっているのではないだろうか。
日本のスマートフォン市場は2009年に白熱化しそうだ。ドコモからアップルのiPhoneが発売され、ウィルコムはGoogleのAndroidを出してくるだろう。Windows Mobileは出遅れて2010年頃XP互換なOSを出してくるかもしれない。
マイクロソフトの動きは相変わらず遅いが、オフィスがそのまま使えれば十分戦える。いずれPCは姿を消し、ケータイにキーボードやディスプレイやドライブをつなげるスタイルが主流になるだろう。この流れを押し進めるしか、ローカルのパッケージソフト資産には強いがネット上のサービスに弱いマイクロソフトには、勝機はない気がする。パッケージソフトメーカーにとってもこの戦略は完全オンライン化までの良い時間稼ぎになる。
個人的なオススメを言おう。
まず、PCが苦手な人はそもそもスマートフォンに手を出すべきではない。
次に、PCがそれほど苦手ではないが得意でもないという人は、iPhoneか次世代Windowsがいいだろう。音楽や映像が好きならiTunesと連携するiPhoneだし、オフィスを多用するならWindowsだ。
PCが得意な人はAndroidが良い気がする。思うに、グーグルは一般人向けの製品作りが苦手だ。グーグルのオフィススイートを使い始めた人は全オフィスユーザーの1%もいないという。ちなみに私はこの路線で行こうと考えている。