◆朝の通勤電車
毎朝6時にメールが5通届く。すべて別々のフォルダに振り分けられる。フォルダ名は「コンピュータ」「W-ZERO3」「ニュース」「ゲーム」「人気記事」。
朝の通勤電車の中で気が向いたものからチェックする。メールの内容は特定のサイトの新着情報ではなく、それぞれの話題に関するネット上の様々なサイトの新着情報だ。それぞれ100字程度の本文が付いている。
その先の内容が気になるときはリンクからブラウザを立ち上げて全文を読む。内容に応じてブックマークする。
◆質の良い情報を手軽に見つける
ポイントは、質の良い情報だけをどうやって見つけるかだ。コンピューターには見つけられない。人が見ないとダメだ。だが、自分が見る必要性は必ずしもあるわけではない。
例えば「W-ZERO3」についての情報を集めるとき、手軽に、かつ質の高い情報を集めるには、どうしたらよいか。
答は簡単だ。他の人がブックマークしている記事を見ればよいのだ。
時間がないときは「3人以上がブックマークしている記事」「5人以上がブックマークしている記事」を見るのが速い。ブックマーク数の多い記事から順に見ていくのも良い。
こういうことを可能にしてくれるのが「ソーシャルブックマーク」略してSBMだ。
例えば先日私は質の良いホスティングサービスを探した。米国のソーシャルブックマーク・サービスで「hosting」で検索したら、ダントツでブックマーク数の多いサービスがあったのだ。内容を見ると、確かにすばらしいものだった。5分ほどで見つかった。
◆新着情報を受け取る
ほかのSBMでも同じかわからないが、私の使っている「はてなブックマーク」は特定のキーワード(例えば「W-ZERO3」)に関するブックマークの新着情報を届けてくれる機能がある。さらに、届ける手段としてメールも使える。
つまり、こういうことだ。
1)誰かが「W-ZERO3」についての良いページを見つける。
2)その人はそのページをブックマークする。
3)すると翌朝、私に「W-ZERO3について新しくブックマークされたページはこれです」というメールが届くというわけだ。
このような使い方以外にもSBMには様々な活用法がある。Google検索よりもはるかに便利なものだ。ぜひ一度触ってみて欲しい。