マイクロソフトがWindowsの根幹部分(通称「MinWin」)はわずか25MBであることを明らかにしたそうだ。これはiPhoneのOSがMac OS Xの根幹部分であることと微妙に似ている。
マイクロソフトはWindows mobileの次バージョンにMinWinを載せ、既存のソフトはエミュレータ上で動かすかもしれない。そうなると、実質的にはWindows XPがスマートフォン上で動くことになり、ユーザーにとってとても有益だ。
デスクトップのソフトはWebサービスに取って代わられつつある。しかしMinWinがスマートフォンに載れば、これまでのWindowsデスクトップソフトが活きる道が残されることになる。これは多くのソフトメーカーにとって、ありがたいことだろう。
個人的には、ノートやデスクトップなどの普通のPCを使う機会は減り続けている。W-ZERO3では厳しいが、EM-ONEはキーボードとディスプレイを付ければ普通のPCとして使うことができる。そういう時代が来つつある。
WindowsはVistaで見切りをつけようかとも思っていたが、Popflyといい、最近のFacebook買収といい、マイクロソフトもなかなかがんばっている。良い傾向だ。今後も少しその動向に注目しておいた方が良いだろう。