今日は久しぶりに電子工作キットを作った。無事完成したのだが、考えてみるとキットの作成は、Arduino工作に比べると、
決められた線路を走る
ような感じがした。それに引き換えArduino工作は、
地図でルートを決めて自分で走る
ような感覚がある。とても大きな充実感がある。
でも、自分のような初心者がArduino工作で実現できることは限られている。キットのような高度なことは実現できない。例えば、我が家では秋月の8セグLED時計キットが稼働しているのだが、私のような初心者はArduinoで同じことを実現できない。
時計をArduinoで「私が」作るためには、8セグLEDのモジュールと、それを動かすライブラリが必要だ。8セグLEDのモジュールは先月くらいに米国で発売されている。あとはライブラリだ。じっと待つしかない。
よくよく考えると、Arduino自体が1つのモジュール+ライブラリであるとも言える。つまり、こういうことだ。
- ハードウェアとして完結したパッケージになっており、私はそれを完全にブラックボックスとして使っている。
- 私はCもC++もちゃんと勉強したことはないが、Arduinoの簡単な部分だけを使う限り、問題はない。
おそらく、このようにモジュール+ライブラリが、ハード+ソフトが、ペアになって用意されていることが重要なのだ。そして、何か新しいものを作りたいと思った時も、ハードとソフトがペアになって用意されているものを選ぶことが、楽しい時間を過ごすために大切である気がする。