今回はオリジナル電子メロディの作り方を紹介します。
用意するもの
- ブレッドボード
- 紙の箱
- 圧電スピーカー
- 抵抗
- 銅テープ(アルミ箔でも可)
まずはこれくらいの大きさの箱を用意しましょう。
箱の中にArduinoとブレッドボードを入れます。
Arduinoは、入れるだけでかまいませんが、動くのが気になる方は3mmのネジで止めると固定できます。そして箱の蓋の裏側には、ブレッドボードを貼り付けます。
次に、下の写真のように配線します。圧電スピーカーは、下の写真では配線していますが、ピンが裏から突き出ているタイプは直接Arduinoに差し込んでしまうのがお手軽です(なお、平成23年4月1日時点で圧電スピーカーからの音が割れてしまう問題を解決できていません※。目下原因究明中です)。
配線の様子は下図のとおりです。
次にコードを入力するのですが、この際に CapSenseというライブラリをここからダウンロードします(詳しい説明はここにあります)。
そして、解凍したフォルダを下図のようにArduinoプログラムの「libraries」フォルダに入れておきます。
Arduinoには以下のようなコードをアップロードしておきます。
すると銅テープ(アルミ箔でも可)に手で触れると、次の動画のようにメロディが鳴ります(音量が小さいです)。
この銅テープを上蓋の内側に貼りましょう。すると、外からタッチすると音が出るようになります(こちらも音が出ているのですが小さいです)。
これで、タッチするとメロディの鳴るオモチャができました。では、子どもは喜んでこのオモチャで遊んでくれるでしょうか?好奇心で2回か3回は押してくれるかもしれません。しかし、それで終わってしまいます。何かが足りません。
そこで子どもが箱を押したくなるようなシールを買ってきます。もしくは、子どもさんの気に入っているキャラクターの絵などをベビー雑誌などから切り取り、タッチ部分の上に貼りつけてみましょう。
だいぶ可愛らしくなりました。
すると驚いたことに、子どもは何度も何度も喜んでタッチするようになります。子どもの表情も先ほどまでとは明らかに変わります。
ちなみに子どもの喜びそうなシールは東急ハンズや100円均一ショップなどでたくさん売られています。
どうせなら箱も可愛らしい物を選ぶと良いかもしれません。
※現在、いくつかのスピーカーで試しているのですが、次の動画のように音が割れてしまっています。目下原因究明中です。