Feel Physics Backyard

HoloLensの出張授業をする会社で、教材を開発しています

110401-オリジナル電子メロディの作り方(不具合が残っているためver.0.5)

今回はオリジナル電子メロディの作り方を紹介します。

 

 

用意するもの

 

 

 

 

  • ブレッドボード

 

 

  • 紙の箱

 

 

  • 圧電スピーカー

 

 

  • 抵抗

 

 

  • 銅テープ(アルミ箔でも可)

 

 

まずはこれくらいの大きさの箱を用意しましょう。

2011-03-09 at 22.05.57

箱の中にArduinoとブレッドボードを入れます。

Arduinoは、入れるだけでかまいませんが、動くのが気になる方は3mmのネジで止めると固定できます。そして箱の蓋の裏側には、ブレッドボードを貼り付けます。

次に、下の写真のように配線します。圧電スピーカーは、下の写真では配線していますが、ピンが裏から突き出ているタイプは直接Arduinoに差し込んでしまうのがお手軽です(なお、平成23年4月1日時点で圧電スピーカーからの音が割れてしまう問題を解決できていません※。目下原因究明中です)。

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配線の様子は下図のとおりです。

110401-papaMelody_ブレッドボード

次にコードを入力するのですが、この際に CapSenseというライブラリをここからダウンロードします(詳しい説明はここにあります)。

ダウンロード (49) 

そして、解凍したフォルダを下図のようにArduinoプログラムの「libraries」フォルダに入れておきます。

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Arduinoには以下のようなコードをアップロードしておきます。

すると銅テープ(アルミ箔でも可)に手で触れると、次の動画のようにメロディが鳴ります(音量が小さいです)。

 

 

この銅テープを上蓋の内側に貼りましょう。すると、外からタッチすると音が出るようになります(こちらも音が出ているのですが小さいです)。

 

 

 

これで、タッチするとメロディの鳴るオモチャができました。では、子どもは喜んでこのオモチャで遊んでくれるでしょうか?好奇心で2回か3回は押してくれるかもしれません。しかし、それで終わってしまいます。何かが足りません。

そこで子どもが箱を押したくなるようなシールを買ってきます。もしくは、子どもさんの気に入っているキャラクターの絵などをベビー雑誌などから切り取り、タッチ部分の上に貼りつけてみましょう。

ほー、なんだか新しい発想ですね。ちなみに今日はパパトロ#papatro 電子メロディに貼るシールを買ってきました。 @yuko9o9o

だいぶ可愛らしくなりました。

写真:ちょいとスヌーピーのシールでデコってみた。かみさんの反応は上々。「かわいいねえ」

 

すると驚いたことに、子どもは何度も何度も喜んでタッチするようになります。子どもの表情も先ほどまでとは明らかに変わります。

ちなみに子どもの喜びそうなシールは東急ハンズや100円均一ショップなどでたくさん売られています。

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どうせなら箱も可愛らしい物を選ぶと良いかもしれません。

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※現在、いくつかのスピーカーで試しているのですが、次の動画のように音が割れてしまっています。目下原因究明中です。